【アナライズ】レイア姫のテーマ[48~51]

2017年12月17日

こんばんは、DTMでオーケストラを打ち込んでみようの時間です。

今回は前回の続きとなるジョン・ウィリアムズ作曲「映画スター・ウォーズ」より

「レイア姫のテーマ」48〜51小節目をセクションごとにメモります。

 

 

楽器編成(ここで扱う箇所で登場するもののみ)

  • イングリッシュホルン:1
  • B♭管クラリネット:2
  • B♭バスクラリネット:1
  • ファゴット:2
  • F管ホルン:4
  • トロンボーン:2
  • バストロンボーン:1
  • チューバ:1
  • ハープ:1
  • ピアノ:1
  • 弦五部

 

 

全体

 

4/4拍子

左端に一拍だけ47小節目が見えてますが、左から48小節目〜51小節目です。

 

【おおかまなコード進行】

F/A F → F#(#11) → F#/C Fm/C → C(♭13)/G

 

ルートから短六度の音や、オンコードを使っていて不思議な響きになっていますね。

基本的に弦楽器が芯となり、管楽器はその補強やオブリガードを演奏する役割をしています。

 

 

弦楽器

 

第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン

 → メロディーをユニゾンして弾き続ける

 

ヴィオラ

 → 完全にハーモニーを奏でる役目

 

チェロ

 → 2パートに別れる。上はメロディーに対するオブリガード的なフレーズを弾く

   下はヴィオラと同じくハーモニーの役目と、下降する箇所でベースの役目

 

コントラバス

 → ベース役。49小節目まで弾いたらスッと抜け、51小節目の3拍目で再び入る

 

 

木管楽器

 

イングリッシュホルン

 → メインメロではないフレーズをちょっとだけ吹く(ハーモニーの補強)

 

B♭管クラリネット

 → ヴィオラとほぼユニゾン(ハーモニーの補強)

 

B♭管バスクラリネット

 → チェロと部分的にユニゾン(ベースの補強)

 

ファゴット

 → チェロと部分的にユニゾン(ベースの補強)

 

 

金管楽器

 

F管ホルン

 → 出だしのハーモニーには参加せず、51小節目のオブリガードをチョロっと補強

 

トロンボーン

 → F,Cの五度でロングトーン

 

バストロンボーン

 → Aをロングトーン

 

チューバ

 → バストロンボーンのオクターブ下のAをロングトーン

 

 

ハープとピアノ

 

ハープとピアノ

 → 両楽器を完全に重ねており、Fコードを鳴らす

   3度の音は1拍目だけで、2拍目はルートと五度を重ねて弾く

 

曲の展開が変わったので頭のアクセントの役割でしょうか。

 

 

続きます。

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