2017年11月まとめ – 収益化のためのサービスとか
2017年もあっという間に過ぎてしまいましたね…。
今回はストック収益の項目を拡張して、具体的にどのサービスでどのような収益があったのか書いてみようかと思います。
ストック収益
11月収益:44,933円
6ヶ月平均:約4.6万円
(GoogleAdsense、TuneCore、クリ奨、YouTube収益化プログラム)
6ヶ月平均が先月までは3万円代でしたが、今月で4万円を超えました。
僕が最初に音楽素材を登録したのは遥か昔…。ニコニ・コモンズに作ったBGMを登録して50円ぐらい貰えて大喜びしたのがスタートだったと思います。
その後に、DOVA-SYNDROMEに登録するようになって、ちょっとだけ広告収入が得られるようになって、TuneCoreとかオーディオストックも始めたりしたのでした。
僕はどちらかというと、広く聴いてもらいたい欲から有料販売ではなくフリーBGMとして公開したくなりがちなので、現状は無料素材配信サービスをメインで利用しています。
僕がやっているサービスだと、現在以下のような素材数と収入になっています。
※あくまで一個人のケースです。
ニコニ・コモンズ
登録素材数:123点 ※筆者の場合
2017年平均収益:¥19,000/月 ※筆者の場合
主にニコニコ動画のユーザー向けの素材配信サービス。配信登録無料。
素材利用者は無料で楽曲やイラスト素材をダウンロードでき、ニコニコ動画内で利用された回数によって素材権利者に換金可能なポイントが入るシステム。
ノイズがあっても、末尾がブツッと途切れていても配信許可が通るくらい、楽曲配信時の審査はかなり甘めです。
DOVA-SYNDROME
登録素材数:72点
2017年平均収益:¥5,200/月
音素材サイト最大手。配信登録無料。
規約内の範囲であれば、あらゆるサイトで利用可能なBGM/SE素材配信サービスで、動画サイト、ゲーム、アプリ、CM、TV、映画等様々なメディアで本サイトの素材が使われています。
楽曲ダウンロードページに広告が貼ってあり、この広告収入がサイト維持費や作曲者に還元される仕組みです。
利用者が多いため、登録してすぐの新曲でも誰かしらがダウンロードして使ってくれるので、音楽の認知度を高めたい場合に向いてそうです。
オーディオストック
登録素材数:26点
2017年平均収益:¥1,300/月
言わずもがな大手有料素材配信サービス。手数料は販売価格の40%〜60%。
登録時の審査については、作曲者とユーザー双方にとってクオリティの高いものになるよう、小さなノイズの指摘から、使用ループ音源等の権利に問題がないかのチェックを行う体制です。
着実に需要のあるジャンルの曲を登録し続ければ手堅い収入になると思います。
僕の場合はSEが売れる傾向にありますね。ゲーム系のSEの需要は結構大きいのではないでしょうか(?)
TuneCore
配信楽曲数:4点
2017年平均収益:¥1,700/月
iTunesを始め、多くのダウンロード配信・ストリーミング配信サービスへ曲を登録できるリリース代行サイト。年間配信料が販売形式によって¥1,500〜¥5,000かかります。
上記3サイトのようにサイト内に曲への導線がなく、検索からの流入はあまり見込めません。
”あまり”と言ったのは、iTunes や LINE MUSIC のような配信先のサービスで検索流入がある可能性はあるからです。
僕の場合、前述のDOVAで配信しているBGMが動画サイトで何度も使われるようになったので、実験的に着信音販売とストリーミング配信を開始したところ(過去記事参照)、恐らくiTunesの検索から探して辿り着いたユーザーに少しずつ購入されるようになりました。
個人的に気になったので、TuneCoreのシングル販売で元が取れる推定曲数をシミュレーションしてみた。
計算が複雑になるので以下の条件で。・ストアはiTunes
・150円、200円、250円の3パターンの価格設定で検証
・販売地域を日本と仮定して、売上は販売価格の62%
・手数料は年間1523円(税込) pic.twitter.com/aytEjP5q0u— KK (@_kk1_) 2017年11月10日
見た映画とドラマとか
高い城の男
第二次世界大戦で戦勝国となった大日本帝国とナチス・ドイツによって分割統治された1960年代のアメリカが舞台の歴史改変SF。
昨年末に日本でリリースされたときから気にはなっていたものの見ておらず、何気なく見始めてみたらドツボに嵌ってしまいました。
全体的にダークな雰囲気で酷い描写もあったりで好みは別れるところですが、ドラマの世界に引き込まれるようなシナリオだと思います。
まず第一話の脚本のオチでかなり掴まれてしまった…。
音楽も陰鬱なディストピアっぽい雰囲気で好き。
ブレードランナー2049(と前作のブレードランナー)
ブレードランナー2049観に行きました。
前作ブレードランナーは、日本のアニメやゲームにも強く影響を与えた元祖サイバーパンクな世界観ですね。
テーマが難解なもので、公開当初はヒットしなかったものの、じわじわカルト的な人気を得たと言われていますね。
今作も人造人間であるレプリカントが持つ記憶がテーマだったりします。
ゴースト・イン・ザ・シェルの時もそうだったけど、近年のSF映画、銃声がスゴく重いんですよね。
「ドゥン!」ってお腹に響くような音がする。
音楽の方はどちらかというと機能的ですね。
ジョン・ウィリアムズのような印象に残るメロディアスなサウンドトラックがある一方、今作のような映画はテーマ曲ですらメロディー重視ではない音楽が多いですよね。特にマーベル系の映画なんかはよく「メロディーが耳に残らない」なんて言われることも多いと思います。
とは言うものの、今作の音楽も聴いたらブレードランナーだとすぐに分かるし、そういう意味では、口ずさめるメロディーのはっきりした音楽でなくても『なんかこの「ブォー」っていうのはブレードランナーだよね』みたいな印象の残り方もそれはそれで良いような気もします。
とまぁ、オタク的な話を展開してきましたが、実は前作のブレードランナーも見たことがなかったんですよね…。
なので2049を見る前に前作を購入して見てみました。
見たことがあると思っていたんだけど話の内容が全く思い出せなかったので、何か別の映画と混同している可能性があるのか…、はたまた自分はレプリカントでこの記憶は偽物なのか…。
(映画評論家の町山智浩さんの批評が面白い(前作のネタバレあり))
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