オーケストラアレンジ練習 [3]

2016年6月14日

前回の続き… 「ぼくのかんがえた さいきょうの オーケストレーション」のお時間かと思われます。

 

メロとコード

簡易オーケストラアレンジ

更にオーケストラアレンジ(移調しました)

どうしてこうなった…

前回から作っているものが曲全体の前半で、このサビっぽいのは後半の盛り上がり部分です。

 

ということで僕はこんな感じでオーケストラアレンジやってるよという解説に入りたいと思います。(自分は音大などで本格的なオーケストレーションを一切習っていません。DTMで身につけた自己流のアレンジですので読む方はご了承下さいませ。)

 

まず前半の出だしを劇伴っぽく(?)変えてみました。

上の図の「1stヴァイオリン+フルート&クラリネット」がメインメロディーです。それを補強するようにピアノが2音目(E4)から薄く鳴っています。

どうして1音目を抜いていて2音目から弾いているかというと、ピアノのアタック感を頭拍に置きたいからです。

なるべく2小節ぐらい聴いたところで、弱起であるとか何拍子であるか分かるような出だしにしたいので。

また、コントラバスの最初の音はpizzicatoです。(チェロはユニゾンさせずC2から弾き始めてます。)

 

この後の部分は前回までとほぼ同じなので、もういきなり後半の盛り上がり部分にいきます(笑)

 

↓弦楽器

 

2音に分かれているパートはディヴィジしています。これって効果的なのかな?という部分もちらほらありますが…。

 

実際のノートはベロシティをいじっているので載せているものはブログ用に色を揃えています。パートごとに色分けして画像編集するのわりと疲れますね。なのでここからはセクションごとに載せていきます(笑)

 

↓金管楽器

 

金管って詳しくないとフレーズの作り分けが難しいですよね。(割とフィーリングで作っちゃいます。)

今回の場合、ホルンはメロディーに近いフレーズを吹いて、トランペットとトロンボーンはキメの部分を強調するといったところです。あとトランペットとトロンボーンはティンパニと一緒に吹くことが多いかも。

後半部分はだいぶクローズドになっていますが一応狙ってやっています…。(もはやフィーリングです。)

編成:Horn 4 / Trumpet 2 / Trumbone 2

 

↓木管楽器

 

木管吹きの方には「なんやこのフレーズ?!」と思われる部分もあるかもしれません…。

フルートは基本的にメロディーを。クラリネットは和音の補完ですかね。

フルートは2本なんですが一部ディヴィジしています。

編成:Flute 2 / Clarinet 1

 

そして、ここまでをつなげると…

なかなかドラマティックになったのではないでしょうか。

 

ここからどう終わりに向かうんでしょうかね…。全体像としては60〜90秒程度のBGMにする予定です。

今回まだまだなんとなく入れたくなったフレーズとかも削りきれてないですね…。

記事を書きながら細かい部分の修正もしたくなってきましたし。

続きます

 

そういえば

久石譲さんのMelodyphonyのCDと楽譜買いました。

これでもっとプロフェッショナルな曲の書き方を勉強して吸収していきたいですね!

 

DTM

Posted by KK