DTMでオーケストラアレンジをしてみよう

下の動画の1:34付近から流れる曲のオーケストラアレンジを解説してみたいと思います。

最終的なアレンジ

最終的にはこのようなアレンジになります。
それでは肉付け過程を御覧ください。

※画像クリックで拡大

楽器編成のイメージ
  • オーボエ:1
  • イングリッシュホルン:1
  • クラリネット:2
  • ファゴット:2
  • ホルン:6
  • トランペット:2
  • トロンボーン:3
  • チューバ:1
  • ティンパニ
  • ハープ:1
  • 弦五部

尚、リファレンスとして以下の曲の一部(4:50付近〜)を参考にしています。


John Williams – Throne Room & Finale from Star Wars

メロディーとコードだけの状態

頭のなかで漠然と鳴っているものを、メロディーとコード進行だけ取り出して打ち込みそれを元にアレンジを施していきます。

まずはメロディーのパート

  • オーボエ:1
  • イングリッシュホルン:1
  • 第一ヴァイオリン:16
  • 第二ヴァイオリン:14
  • チェロ:10

上記のパートを主にメロディーとして割り当てます。

さて、メロディーがコードの9thの音から始まっていますね。
後半の方でも、短二度音程を含む、マイナーアドナインスの響きが出てきます。
伴奏をどうやってつけましょうか。

和音を奏でるパート (ハープ&ヴィオラ)

  • ハープ:1
  • ヴィオラ:10

出だしはハープとヴィオラで分散和音のユニゾンです。
上のリファレンス曲でも同じようにハープとヴィオラをユニゾンさせていますが、一拍目は休符です。
今回作ったこの曲ではメロディーが9thの音なので、頭拍からコード感が出ている方が良いと思いこのようにしました。

ヴィオラは途中からディヴィジして和音係になり、後述するホルンとユニゾンしてオブリガードを弾きます。
ハープはずっと分散和音ですね。

和音を奏でるパート (クラリネット&ファゴット)

  • クラリネット:2
  • ファゴット:2

はい、上のリファレンス曲でも同じようにクラリネットとファゴットが和音を8分音符で吹きます。
途中から、クラリネットはメロディーとハモリ係に、ファゴットはメロディーとベースに上下に分かれます。

(30秒間ブレスなしは流石にきつかった…)

和音を奏でるパート (ホルン)

  • ホルン:6

ホルンは途中から入ります。
2人ずつ3つのパートに分かれて計6人編成ですね。
スムーズに和音の構成音を繋げた後、真ん中のパートがヴィオラと同じくオブリガードを吹きます。
ところで、Hollywood Brassのホルンのレガートすっごいキレイじゃないですか?
個人的な感想ですけど(トロンボーンは微妙なのに…)

金管楽器 (トランペット&トロンボーン&チューバ)

  • トランペット:2
  • トロンボーン:3
  • チューバ:1
  • ティンパニ:1

またまた、上のリファレンス曲でもホルン以外の金管は、盛り上がる部分で和音を一発ドーンと吹く係です。
トランペットがメロディーとそのハモリ、トロンボーンは和音をドーン、チューバもベースをドーンです。
あと、ティンパニもベースと同じ音をドコドン!と叩く感じですね(便宜上金管とセットにしました)

コントラバス

  • コントラバス:7

おっと、オーケストラを支える最も重要な縁の下の力持ち、コントラバスを忘れていました。

まとめ

  • メロディーは、弦楽器に木管楽器を足して芯を持たせる
  • ヴィオラは和音係(今回はハープと一緒)
  • ファゴットは他の曲でもわりと上下二手に分かれることが多い印象
  • ホルンは和音を優しく吹いたりオブリガートで印象づけたり
  • その他の金管は盛り上がりの際のアクセント要員にしてみた

(おしまい)