【アナライズ】レイア姫のテーマ[48~51]
こんばんは、DTMでオーケストラを打ち込んでみようの時間です。
今回は前回の続きとなるジョン・ウィリアムズ作曲「映画スター・ウォーズ」より
「レイア姫のテーマ」の48〜51小節目をセクションごとにメモります。
楽器編成(ここで扱う箇所で登場するもののみ)
- イングリッシュホルン:1
- B♭管クラリネット:2
- B♭バスクラリネット:1
- ファゴット:2
- F管ホルン:4
- トロンボーン:2
- バストロンボーン:1
- チューバ:1
- ハープ:1
- ピアノ:1
- 弦五部
全体
4/4拍子
左端に一拍だけ47小節目が見えてますが、左から48小節目〜51小節目です。
【おおかまなコード進行】
F/A F → F#(#11) → F#/C Fm/C → C(♭13)/G
ルートから短六度の音や、オンコードを使っていて不思議な響きになっていますね。
基本的に弦楽器が芯となり、管楽器はその補強やオブリガードを演奏する役割をしています。
弦楽器
第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン
→ メロディーをユニゾンして弾き続ける
ヴィオラ
→ 完全にハーモニーを奏でる役目
チェロ
→ 2パートに別れる。上はメロディーに対するオブリガード的なフレーズを弾く
下はヴィオラと同じくハーモニーの役目と、下降する箇所でベースの役目
コントラバス
→ ベース役。49小節目まで弾いたらスッと抜け、51小節目の3拍目で再び入る
木管楽器
イングリッシュホルン
→ メインメロではないフレーズをちょっとだけ吹く(ハーモニーの補強)
B♭管クラリネット
→ ヴィオラとほぼユニゾン(ハーモニーの補強)
B♭管バスクラリネット
→ チェロと部分的にユニゾン(ベースの補強)
ファゴット
→ チェロと部分的にユニゾン(ベースの補強)
金管楽器
F管ホルン
→ 出だしのハーモニーには参加せず、51小節目のオブリガードをチョロっと補強
トロンボーン
→ F,Cの五度でロングトーン
バストロンボーン
→ Aをロングトーン
チューバ
→ バストロンボーンのオクターブ下のAをロングトーン
ハープとピアノ
ハープとピアノ
→ 両楽器を完全に重ねており、Fコードを鳴らす
3度の音は1拍目だけで、2拍目はルートと五度を重ねて弾く
曲の展開が変わったので頭のアクセントの役割でしょうか。
続きます。
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